打ち出の小槌を手にして、ちょこんと座ったお申さん。
金の几帳が華やかで、金運上昇の願いをさらに高めます。
京都の職人さんが、一つひとつ手作りした、上品な出来上がりです。
小槌は欲しい物を唱えて振ると、なんでも出てくる!という夢のような道具。
大黒様や一寸法師の鬼も持っていましたね。
一寸法師は室町時代の「御伽草子」の中の一つですが、
すでに平安時代に打ち出の小槌は物語に登場し、皆の憧れの道具だったようです。
■ サイズ 緋毛氈・・・約13センチ×約11センチ 几帳・・・約9センチ×約11センチ
人形・・・高さ約6.5センチ
■ 素材 レーヨンちりめん など
■ 原産国 日本
【お細工物について】
ちりめんの端切れを使った様々な物を「お細工物」といいます。
古くは大奥から始まり、押し絵や摘み細工、切嵌(きりばめ)、木目込(きめこみ)、
裁縫などその手法は様々です。
少し前までは、どの家庭でも少なからず行われていました。
人形細工もその一つですが、小さな布も大切に、「もったいない」と生かす日本人の知恵ですね。
こちらで紹介するお飾りも、すべて手作りのため、描き絵の表情や友禅柄の出具合などに
違いがございます。
商品画像はできるだけ実商品に近い色に合わせておりますが、ご覧になるディスプレイのモニターの
環境により、実際の色と多少異なる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
今では自分でつくるのはなかなか大変ですが、京都で一つひとつ手作りされた細工物のぬくもりを、
ぜひ身近に置いて「ほっこり」癒されてください。